家財整理相談窓口とは: 取り組みなど知っておくべきことまとめ

遺品整理や生前整理に関する相談を受け付けている一般社団法人「家財整理相談窓口」について、分かりやすくまとめました。

一般社団法人 「家財整理相談窓口」

生前・遺品・空き家整理の窓口

家財整理相談窓口は、遺品整理業社「株式会社レリック」の代表取締役である神野敏幸氏が代表理事を務める一般社団法人で、生前整理・遺品整理・空き家整理についての相談や、優良業者の紹介といった業務をメインに行っています。

3つの窓口となるのが設立目的

家財整理相談窓口は以下の3つの窓口となり、家財整理業界全体の質の向上に努めています。

・家主、賃借人、居住者の家財整理に関する相談窓口

・加盟業者のサービス向上のための窓口

・廃棄物問題の対処法を提案する窓口

協会が解決したい現状

2013年のデータによると、日本の全住宅の13.5%(820万戸)は空き家であり、5年前と比較して8.3%(63万戸)も増加しています。このような現状を打開すべく、政府は「空き家等対策推進特別措置法」という法律を施行し、空き家が引き起こす諸問題(ゴミや異臭の問題など)に対処するよう所有者に勧告できるようになりました。

また、高齢者の孤独死問題も深刻で、今や高齢者世帯は全世帯の40%にも上り、それに伴う遺品整理や生前整理の代行サービスの需要もどんどん高まっています。しかし、このような家財整理の需要の急速な高まりに対応できず、悪徳業者の出現等の諸問題の対処が間に合っていないのがこの業界の現状です。

主な活動

家財整理相談窓口が行っている業務は、以下の6つになります。

依頼者・消費者向けサービス

・消費者向けのセミナー、講座の提供

・家財整理に関する相談窓口

業者向けサービス

・加盟企業に向けたセミナーの提供

・加盟企業のサービス向上を図った指導

・業者の指導に伴う付随業務

その他

・マスメディア等を利用した正しい情報の発信

消費者向けサービス

整理作業の代行

家財整理相談窓口では、一般の消費者、不動産管理会社、家主、さらには行政機関からの遺品整理、生前整理、空き家整理の依頼を受け付けています。

家財整理相談窓口は消費者と家財整理業者の取次を行っており、消費者から依頼があると、加盟業者を紹介し、無料見積もりへと案内します。

依頼から作業までの流れ

1.家財整理相談窓口に問い合わせ

2.無料見積もり・契約

3.事前ミーティング

4.養生作業

5.仕分け・梱包

6.搬出作業

7.搬出後の清掃

問い合わせ方法

家財相談窓口の公式ホームページにある「遺品整理」、「生前整理」、「空家整理」のいずれかのページに飛ぶと、ページ下部に「無料お見積りはこちら」という項目があるので、こちらをクリックすると問い合わせフォームのページになります。

この問い合わせフォームに必要事項を記入後、「メールを送信する」というボタンを押して問い合わせ完了です。

また、電話での相談も受け付けていますが、平日の9~18時までの受付となります。

電話番号:03-5287-4397
Fax:03-6233-6275(24時間対応)

加盟業者は信頼できる?

以下の業者向けサービスの部分で詳しく解説しますが、家財整理相談窓口では、一定の審査基準を設けており、加盟業者はその審査を突破しているのである程度信頼できる業者であろうと思われます。

業者向けサービス

 家財整理相談窓口はどのような基準で加盟業者の選定しているか?消費者の方にも是非知っておいて欲しいところです。また、加盟業者には「準会員」と「正会員」というものがあり、これらの情報も業者選びの判断材料に役立つと思います。

準会員と正会員

家財整理相談窓口は、「準会員」、「正会員」、「賛助会員」の3つの会員を用意しています。賛助会員は協会に寄付している業者の事で、消費者にとってはあまり重要ではありません。実際に消費者に紹介するのは準会員と正会員のいずれかになります。

準会員の入会審査

関連記事
人気
カテゴリー
人気の記事

昨日の人気の記事