生前整理って何?30~40代でも早すぎることはない!【5つの秘訣も紹介】

生前整理(老前整理)について知るべきことを全てまとめました。やり方や業者に依頼する際の相場などについて詳細に解説した記事も紹介しています。

生前整理とは

生前整理とは、遺品整理時に必要な作業を自分が生きている間にある程度行うというものであり、終活の一環として行われます。

自分はまだ若いから関係ないと思っている人も、身近にお年寄りの方がいるはずで、決して他人事でないですよ!若い内からしっかしと生前整理という物について知っておくべきだと思います。

生前整理に関連した3つのワードも抑えておこう!

ここでは、生前整理と関連の深い「老前整理」、「断捨離」、「Death cleaning」の3つを紹介します。

【老前整理】

老前整理とは、年老いて体力や判断力が衰える前に、身の回りのものを整理することで今までの人生を振り返り、これからの余生をより良いものにしようという考え方。

やる事に関していうと、生前整理も老全整理も身辺整理であり違いは殆どありません。

【断捨離】

断捨離とは、クラター・コンサルタントのやましたひでひこ氏が提唱した、生活する上で不必要なものを取っ払うことで生活の質を向上させる取り組みや考え方の事を指します。
   
断捨離は、遺品整理のためというよりも、現在の生活の質を上げるために行うものですが、この手法、考え方は生前整理や老前整理での物の仕分け作業で大変役立ちます。

【Death cleaning(死の片付け)】

スウェーデン発の生前整理メソッドで、自分本位ではなく、残される家族にとって必要であるかどうかを仕分けの基準とするという特徴があります。

生前整理をやるべき理由

自分の意思を伝えることができる

家族に切り出しにくい遺産相続や葬儀の話。生前整理はそのようなデリケートな話題を切り出すキッカケづくりとしての役割も果たしてくれます。

家族に意思を伝える事は、自分のためになるのは勿論の事、遺産相続での揉め事を減らす事になるので家族にもメリットがあります。

遺品整理の手間を軽減

現代の日本では、核家族化により家族が離れ離れとなっている家庭も珍しくありません。そのような場合、遺品整理に割ける時間は圧倒的に少なく、片付けに数年を要するといったケースもあります。

少しでも家族の負担を減らすためにも、生前整理は行っておくべきでしょう!

これからの人生プランを見つめ直す事ができる

身の回りの物を整理することは、自分の今までの人生を振り返ることにもなります。これはいわゆる老前整理が目的とするものであり、自分の人生を見つめ直すことで、残りの人生の指針を見つけ出し、より良い余生を過ごせます。これも生前整理のメリットといえるでしょう!

Twitter上での意見

生前整理のセミナー行ってきた! 思ったより盛り上がって面白かった\(^o^)/ 終活って言うと暗く聞こえるかもしれないけど、みんな自分が死んでから家族に迷惑かけたくないなって考えてる人だし…知らないことが多かったから行って良かった(ノ´∀`*)

@mishikize うちの母もまだ生きてますが癌宣告を受けてから生前整理をしてひとつの引き出しに全部まとめてもらいました。誕生日母の日かかさず旅行や贈り物をして忙しくても顔見せにいってたけどもっと色々できたなと思います。綺麗な写… https://t.co/qWcmNMOkBV

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    @decinormal1

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いやー、重たかったな―、母。ほんとに私の人生にとってあまりに大きな重荷だったな。いや、彼女はまだ生きてるんだけども。そして私は彼女が溜め込んだ地獄のような量のガラクタを生前整理しに実家に戻る予定で、この重荷はあとしばらく続くんだけども。

生前整理を行う上で知っておきたい5つのコト

「モノ」と「資産」の2つを整理

生前整理で行う事は「モノの整理」と「資産の整理」がメイン。

モノの仕分け方には特に決まりは無いですが、断捨離やDeath cleaningの手法を取り入れてみるのも良いと思います。

資産の整理には、不動産、銀行の預貯金、車、生命保険といった物の各種手続きが挙げられます。

業者に依頼するコトも検討!

生前整理代行サービスも手掛ける遺品整理業者や、生前整理を専門に扱う業者へ依頼すると負担を大きく減らすことが出来ます。

モノの仕分け・処分やお部屋の清掃が基本サービスに加えて、不動産の相続や廃車にかかる手続き等も有料のオプションとして提供されていることも。

安い買い物ではないため、予算を決めて自身に合ったサービスを利用しましょう。

業者選び時は業者の持つ資格も確認!

遺品整理業者を選ぶ際に、資格を保有しているか?許認可を得ているのか?という所をチェックしてみる事をおススメします。

例えば、生前整理の普及を目的とした団体「生前整理普及協会」では、生前整理に関する民間資格を発行しています。講座を受講すれば誰でも取得できるものではありますが、目安のひとつとなります。

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