作業中ずっと立ちあう必要はない

最低限、業者スタッフが現場へ到着してからミーティングまで、そして作業終了後のお部屋確認に立ち会いましょう。作業を開始してから終えるまでの間、依頼者が現場を離れることはほとんどの場合問題ありません。

ただし、終日立ち会うことが出来れば、業者スタッフにとって仕分けの判断が難しいモノについて、依頼者に随時確認することが出来るため作業が円滑になります。

当日立ち会えない場合はどうする?

現在の住まいと作業現場の距離が離れていたり、体が不自由であるなどして当日現場へ立ち会えない場合、業者の方へ事前に相談しておきましょう。立ち合い無しでも作業可能なことが多いです。ただし鍵の受け渡しや身分証の写し、委任状の作成等、業者の方から依頼された用意はしっかりこなしておきましょう。

作業前後のお部屋の様子は業者の方が送信してくれる写真やビデオで確認する場合があります。WEBカメラで現場をリアルタイム(実況のような感じ)で移しだし、作業の様子を確認するよう案内する業者もいます。

現場で随時確認することが出来ないため、保管しておきたいモノ、探しておいて欲しいモノはしっかり伝えておきましょう。作業中、仕分けの判断が難しいモノが発見された場合、一度保管され、業者の方から確認の連絡が来ることもあります。

形見分け(梱包から郵送まで)を引き受けている業者を利用する場合、その件についても話しておく必要があります。

どのくらい時間がかかる?

作業にかかる時間は整理現場の規模と状況、当日作業に携わるスタッフの数によります。基本的には遺品整理業者が最適な人数を割り出し、おおよその作業時間を問い合わせ時・訪問見積もり時に伝えてくれるでしょう。

ちなみに、1人暮らしの方が利用する間取り程度(1K~ワンルーム)であれば、1日以上かかることは滅多にありません。

実家など一戸建てでモノの数が多い場合や、高層マンションの上位フロアでモノの搬出が大変な場合、作業に数日かかることもあるでしょう。

作業前のミーティング

業者スタッフが到着次第、当日ミーティングが始まります。この際、保管しておきたいモノ、探して欲しいモノ、流れ・スケジュール等をスタッフの方と再確認しておきましょう。

気になること・追加の依頼は早めに相談

実際に現場で作業が開始してから、新たな探しモノや追加オプション依頼を思いつくことがあります。モノで溢れかえっているお部屋を整理していると新たな発見の可能性があるため、これは仕方ありません。

躊躇せず、スタッフの方へ随時伝えましょう。スケジュールや料金との兼ね合いもありますが、親身に対応してくれるはずです。

有料で提供しているオプションを依頼する場合、料金へ加算されます。しかし、探しモノを伝えたりする程度であれば、料金への影響はありません。

作業終了後はお部屋を確認

作業終了後は、依頼者自身で各部屋の状態や清掃状況を確認します。現場を離れている場合は業者スタッフから電話・メールで連絡がきます。

物置や庭、ベランダなどに回収し忘れているものがないかチェックしましょう。遺品整理業者によっては、クレジット払いや後払いなども提供しているので、その場での支払いが難しい場合は、事前に相談しておくと安心です。

支払いは作業終了後

現場を確認後、問題なければ料金の支払いとなります。上述の通り、支払いは基本一括払い、各種支払い方法への対応は業者により異なります。

また、オプション追加等が無ければ、見積もり価格より高くなることは絶対にありません。

支払いにおける確認点

・支払い方法は問い合わせ・見積もり時に確認
・当日オプション追加やトラブル等による料金変動
・立ち合い無しだと前払いとなることがある

供養証明書・形見分けの発着を確認

遺品の合同供養やお焚き上げを、寺社と提携して行う業者もあります。この場合、一度遺品は回収され、供養は後日行われます。その後、依頼者の元へ供養証明書が郵送されます。確認を忘れないようにしましょう。

形見分けの受け取りを確認

形見分け(梱包から郵送まで、基本有料)を業者へ依頼した場合は、依頼者本人を含め、郵送先の相手へ荷物が届いているか確認しましょう。

遺品整理作業当日にすること【まとめ】

遺品整理を業者へ依頼した場合の、作業当日にすることをひとつひとつ確認しました。

遺品整理は故人の大切にしていたモノを扱う繊細な作業。トラブル無くスムーズに作業が進められるようにしましょう!

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