2017年秋の休業から僅か数か月後、元フジテレビアナウンサーの有賀さつきさんの訃報が世間を騒がせました。しかし、彼女は自身の病気について一切語ることなく、死の真相については多くの謎に包まれています。
今回の記事では、有賀さんはどのような最後を迎えたのか?や生前整理・終活で取り組んだ事について紹介していきます。生前整理・終活に興味がある方は是非ご覧になって下さい。
有賀さつきさんは、元フジテレビのアナウンサーで、同期のアナウンサー、八木亜希子さんと河野景子さんと共に「花の3人組」と呼ばれ一躍人気アナウンサーになりました。
フジテレビを退社後は、バラエティ番組を中心に活躍していましたが、2018年1月30日に突然の訃報が報じられ、52歳でその生涯を閉じました。
彼女の生前当時、闘病中であった事は彼女自身の意向により世間一般に知れ渡っていませんでした。そのため今現在も死の真相は多くの謎に包まれています。
有賀さんはガンを患っていたのではという情報もありますが、彼女の意向により親族でさえ病名については一切知らされてはいませんので、その真相は不明です。
しかし、死の数年前から有賀さんの体はやせ細っていたという証言があります。彼女は生前ダイエット中であると説明していましたが、病気が関係しているではと思われます。また、カツラを着用していた事も周囲に明かしています。
これらの事実から、抗がん剤治療を受けていたのではと噂されているようです。
有賀さんの公式ブログの最後の更新は、2017年2月14日で、その内容はテレビ朝日の番組「ぶっちゃけ寺」に出演についてでした。
この放送回では、元フジテレビアナウンサーの逸見政孝さん(享年48)の遺品整理に密着するというものでした。奇しくも逸見さんもガンにより48歳という若さで亡くなっています。この時から有賀さんも病を患っていたのかは不明ですが、何か共感する部分があったのではと感じます。
有賀さつきさんには、以前の夫との間に一人の娘を授かっており、その娘は現在15歳。その娘さんは有賀さんが亡くなってからは1人で生活を送っていました。
有賀さんの父は、孫に寂しい思いをさせないよう度々電車で2時間ほどかかる有賀さんの自宅に訪れているとのことですが、84歳と高齢であるので、いつまで続けられるかと不安を吐露していました。
最終的には、有賀さんの元夫の和田圭さんが娘を引き取って今は2人で生活しているそうです。
有賀さんの例のように、あなたも急な病気や災害で命を落としてしまうかもしれません。まだ独り立ちしていないお子さんをお持ちの方は、自分に突然災難が降りかかった場合にどうすべきか家族と話合う機会を設けてみるのも良いと思います。
彼女は死に直面しながらも最後まで周りへの気配りを怠りませんでした。ここでは、そんな彼女がどのような最後を迎えたのかを紹介します。
上述のように、有賀さんは、体が痩せカツラ姿になっても明るく振る舞い、自身が闘病中であった事を周りに一切伝える事はありませんでした。
また、何の病気であったかは家族にも知らされておらず、そんな娘の姿に対し、有賀さんの父は、「他人に迷惑をかけたくない思いからの行動なのでしょう。自分1人で闘いぬいた彼女を誇りに思う」と語っています。
病気であることを悟らせないよう気丈に振る舞う彼女の姿が、気配りを欠かさない人であったという事が伝わります。
死の2週間前、有賀さんはかなり衰弱しており、父に連れられ病院へ赴きそのまま入院したそうです。
有賀さんの父は、娘の「普通にしているから大丈夫」という言葉を聞いて安心し、入院中に電話で状況を知らせてくれた看護婦さんは「話も普通にでき、トイレも自力で行けます」と話してたこともあり、すぐに退院出来ると思っていたとの事。
しかし、実際は病状は良くなく、入院から2週間後に亡くなってしまいました。有賀さんの父は娘の死を全く予期しておらず、1度しか見舞いに行けなかったそうです。
恐らく有賀さんは父に心配させまいと自分の病態を隠し続けていたのでしょう。
有賀さんが終活・生前整理で以下の2つの事を行いました。ただし、銀行口座の手続きに関しては、実際には行ってはいないのではという情報もあります。
・銀行口座の手続き
・仕事を休業
各ニュースサイトでは、有賀さんが終活の一環として銀行口座の整理を行っていたと報じています。
しかし、有賀さつきさんの父・洋さん(84歳)に取材を行ったとする女性自身の記事では、遺言書の作成や銀行口座の整理を行ってはいないと洋さんが否定しています。
もしその記事が事実であるならば、彼女は退院して復帰するつもりであったので、何も死の準備を行っていなかったのかもしれません。
2017年の秋ごろに、有賀さんは、父親の介護に加え自身も体調が良くない事を理由に休業することを発表しています。
もちろんこの時も病気の存在を知らせず、周りに迷惑をかけぬようひっそりと表舞台から去りました。
有賀さつきさんが生前整理・終活で行った事は、確認できるもので2つだけ。彼女の性格上、公にしていないものもあるのかもしれませんが、自分自身も死を予期しておらず行う事が出来なかったというのも考えられます。
病気や老化等により体が衰えると、終活に取り組む気力も無くなってしまいます。あなたにもいつ災難が降りかかるか分かりません。できるだけ体力があるうちに終活・生前整理に取り組んでみてはいかがでしょうか。
昨日の人気の記事