昭和を代表する名俳優・高橋英樹さん(74)。彼は生前整理の一環として断捨離を行っています。彼がこの断捨離で処分した品はなんとトラック約8台分、実に33トンにも及ぶとのこと。
今回の記事では、高橋英樹さんが断捨離に取り組んだキッカケ、実際に処分した品々にはどういった物があるのか、について紹介していきます。
これから生前整理を行う、もしくは今行っている真っ最中の方に参考になる情報満載なので、是非ご覧下さい。
・プロフィール・略歴
・終活を始めたキッカケ
・生前整理で処分したもの
「桃太郎侍」「遠山の金さん」等の数々のドラマや映画に出演する俳優。現在74歳。愛称は「ナイスガイ」で、1961年に日活ニューフェイス第5期として芸能界デビュー。同期には中尾彬さんがいます。
娘はフリーアンサーの高橋真麻さん。最近では俳優業に加え、バラエティ番組にも度々出演し、娘の真麻さんと共演するなどして、仲良し親子としても有名になりました。
彼は、2017年5月4日に出演した日本テレビの番組「ダウンタウンDX」で、終活の一環として断捨離を行った事を告白しています。
中尾彬さんは、高橋英樹さんと親交があり、「高橋英樹は俺のマネをして断捨離を行った」と語っています。
俳優の中尾彬さんも終活・生前整理を行った芸能人として知られています。彼は、2018年5月13日に東京都内で行われた自身の著書「終活夫婦」の記念トークショーで、自身の終活体験談についてインタビューを受けました。そのインタビューの中で、上記の証言をしています。
その会見では、少し冗談っぽく話していたので、高橋英樹さんが本当に中尾さんがキッカケで終活に取り組むようになったかは定かではありません。しかし、少なからず彼に影響された面もあると思います。
2017年7月23日放送の日本テレビのバラエティ番組「行列のできる法律相談所」で、高橋英樹さんは自身の断捨離について語り、片づけに取り組んだキッカケは娘の真麻さんである事を明かしています。
高橋さんは60代の頃から周りの俳優仲間からお家の片づけを行った方が良いとアドバイスされていたようです。
そんな折に、娘の真麻さんから「あなたが死んだら全部ゴミ!」と一喝。
確かに自分の私物はどれも思い出の品ではあるが、子供にとってはただのガラクタ。娘のためにも生きている内に荷物の整理をしなければと一念発起し、生前整理を敢行したと話しています。
高橋英樹さんは、この断捨離で4トントラック約8台分、計33トンもの品物の処分を行いました。
中には売りに出したものとあるとの事ですが、総額約1億円にもなる彼の思い出の品々は、10万円程度の値しかつかず。処分に100万円以上かかったの事なので、結局赤字になってしまったようです。
2017年5月4日放送の「ダウンタウンDX」によると、高橋英樹さんは以下の品々を処分したとのこと。具体的にどのような物を処分したのかについては、下部で紹介していきます。
高橋英樹さんが断捨離で処分した衣類は以下のようなものになります。
・スーツ:1000着
・ネクタイ:600本
・靴:150足
・バッグ:100個
メレンゲの気持ちに親子でご出演された際には、「衣服は1000着以上処分した」と語っていたので、スーツ以外にも様々な衣服を処分したのだと思われます。
高橋さんが処分した処分した電化製品は以下のようなものがあります。
・テレビ:7台
・冷蔵庫
・VHSテープ:1000本
・DVD:980枚
・カメラ:25台
彼は、物を処分して部屋が片付いていく内に気持ち良くなり、勢い余って冷蔵庫も捨ててしまったとのこと。冷蔵庫が無いとさすがに生活が不便であるので、家電量販店で一番安い冷蔵庫を購入したようです。
あなたも勢い余って本当に必要な物まで捨ててしまわぬよう注意して下さい。
高橋さんは、その他以下のようなものも処分しています。
・お皿:500枚
・コップ:200個
・なべ等:130点
・本:1500冊
・違い棚
高橋さんは、ただ処分するだけでは勿体ないと買取業者に茶碗や違い棚を買い取ってくれるよう依頼したそうです。しかし、1つ数万円はする高級食器のセットは箱が付いていないという理由で値が付かず、当時800万円で購入したという違い棚はわずか5000円という鑑定額を提示されるなどと散々な結果になったとのことです。
高橋英樹さんの影響なのか娘の高橋真麻さんもここ最近断捨離に夢中であることを自身の公式ブログで語っています。
真麻さんは、断捨離を行うメリットとして、「選択肢が少なくなり、今日着る服に迷わず済む」、「使う食器に迷わない」、「日常の迷いが無くなる事で仕事の集中力が増し、パフォーマンスが向上する」といった事を挙げています。
真麻さんの場合、父・英樹さんほどの大規模な断捨離ではないですが、食器は半分廃棄、本やDVD、衣服等は今までの3分の1ほどに、さらに、寝室にあるウォークインクローゼットは空っぽになったと報告しています。
一部報道では、「結婚」を意識しての断捨離なのではという意見もあります。真麻さんは現在37歳と終活を行うにはまだ若く、心機一転を図るために片づけを行ったというのも十分考えられます。
まだ生前整理を行うような歳ではないとお思いの方も、彼女のように自分の身の回りの物を整理すると心の整理、リフレッシュができるはず。年齢問わず人生のターニングポイントで是非取り組んでみて下さい。
高橋英樹さんは、片付けを行って何も無くなった部屋を見て、すっきりして気持ちいいと語る反面、ちょっと勢い余って捨てすぎてしまったかな…とも述べています。
高橋さんは今でもちょくちょく必要な物を買い足しているそうで、また少しずつ物が増えて行っているそうです。
生前整理を行うならば、なるべく無駄なく損なく行って欲しいです。捨てるのが気持ち良くなってしまい、必要な物まで処分してしまわないように「どれが必要でどれが不要か?」しっかり検討して取り組んでください。