その他

例えばペットを飼っている方は、自分が亡くなった後の引き取り手についても記入しておく必要があります。

遺言書ではないという点に注意

上でも触れたように、エンディングノートには法的拘束力はありません。そのため、必ずしもノートに記載した自身の要望が通るわけではないという点は心に留めておくべきでしょう。

エンディングノートを記入する際は、家族の方と相談しながら進めるといいかもしれません。そうすることで、本人と家族の意思や考えを確認することが出来ます。

書くときの心構え

書ける項目から取り掛かる

自分のプロフィールや交友関係については書くことに迷う事は無いと思います。逆に、家族へのメッセージや葬儀の方法については頭を悩ませる人も多いでしょう。

そこで、迷ったらその部分を飛ばして「書ける所から書いていく」という方針を取る事をおススメします。その方が気持ち的には断然楽であり、サクサクと作成できるはずです。

一度に完成させようとしない

エンディングノートは一度作ったらそれでお終いというものではなく、生きている間はずっと更新し続けることを前提として書くものです。

人の気持ちというのは時々刻々と変化するものであり、それに応じてエンディングノートの内容も変わっていくはずです。

「とりあえず現段階ではこうであるが、後で変わるかもしれない」という心構えを持つと、作成者の気持ちも楽になり、結果的に良いエンディングノートが作成できるはずです。

初めてでも分かるエンディングノート【まとめ】

紹介した「エンディングノートの項目」は、最低限記入して欲しいものばかり。ひとりひとり書くべき項目は千差万別です。必要に応じて適宜項目を加えて自分のエンディングノートを完成させましょう。

エンディングノートは生きている間は未完であり、常日頃から思いついた内容をメモし、何度もノートの内容を更新していく事が大切です。

ノート作成はいつからでも始める事ができ、例えまだまだ先の話だとしても取り組むことで家族との意思疎通がずむーずになります。作成時に自分の人生を振り返る事ができ、これからの人生の指針を見つけるキッカケになるかもしれません。

是非エンディングノートの作成に挑戦してみてください。

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