20代以降全く連絡を取っていない父の遺品整理を依頼した47歳の男性。作業当初は、ただ家族としての義務をこなしているだけという印象です。

しかし、通常疎遠になった家族との間に嫌な思い出がある場合、遺品整理の作業に立ち会わないものですが、依頼者は立ち会う意思を見せており、横尾氏は父親に対し少しでも後悔の念があるのではないかと考え、親子をつなぐ遺品の捜索に着手します。

作業終盤には、木刀や父親が子供に囲碁を教えている写真が見つかり、父との思い出と空白期間の父の生活状況を感じとり、依頼者は長年会わずにいて寂しい思いをさせてしまった事に後悔していたようでした。

プロフェッショナルとは

横尾将臣さんにとってプロフェッショナルとは、

「心技体が常に整っており、情熱と真心を持って仕事に励むことが出来る人」

と語っています。常に依頼者の居心地の良い距離感で仕事を行う横尾さんらしい考えですね!
 

番組「プロフェッショナル」の感想

NHK プロフェッショナル 遺品整理士・横尾将臣さん 遺品を整理するだけでなく、残された人たちの気持ちも整理する素晴らしい方 単なる便利作業をする人でなく、あなたに頼んでよかった、やってもらってよかったといわれることを目指している… https://t.co/Eas65PJp03

昨晩のプロフェッショナルが遺品整理だったけど、もし私が、もしオタクがそうなったら…めちゃめちゃ整理大変だよね。レイヤーなんて細々したよくわからん道具たくさん持ってるし、製作中の背景を見て散らかってる人も多い気がしなくもない✋

信頼できる遺品整理士の見分け方

上記で紹介した横尾 将臣氏のように、遺品整理という過酷な仕事に携わる方々の中には、信念をもって業務に取り組んでいる人も多くいらっしゃると思います。しかし、中には物品の盗難など悪事を働く人達も少数ながら存在し、国民生活センターも注意を呼び掛けているのが現状です。

そこで、以下で信頼できる遺品整理士を見分ける2つのポイントについて解説していきます。

資格の有無

遺品整理に関する資格が民間の団体からいくつか発行されています。

例えば、遺品整理士認定協会が発行する「遺品整理士」の認定資格や生前整理普及協会が発行する「生前整理作業士」の認定資格といったものがあります。

これらの資格は遺品整理についての知識が如何ほどのものなのか判断する指標として用いる事ができます。

依頼者に寄り添う対応

依頼者の心の整理の手助けも行う人が良い遺品整理士と呼べると思います。

遺品整理士の対応の違いを比較するためには、複数の業者への問い合わせが必要です。通常見積もりまでは無料で行ってくれるはずなので、複数の業者に見積もりを依頼し、対応の良かった所を選ぶと良いでしょう。

また、このように複数の業者に見積もりを依頼する相見積もりは適正価格を見極めるためにも必ず行うべきです。

遺品整理士ってどんな人?【まとめ】

冒頭でも説明した通り、遺品整理士とは遺品整理の達人の事を指しますが、その仕事は単なる物の仕分けや清掃作業にとどまらず、依頼者や遺族の心の整理も含まれていると思います。

あなたがもし遺品整理を依頼する際は、この記事で紹介したポイントを参考にし、「遺品」と「心」の二つの整理のプロフェッショナルを見つけ出しましょう!

当サイト「遺品整理の教科書」では、初めて遺品整理や生前整理を行うにも分かりやすくノウハウや業者依頼時の注意点などを紹介しています。ぜひ他のページもチェックしてみてください(^^)

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