数多くのサスペンスドラマで活躍する女優の高畑淳子さん(64)も、終活・生前整理に取り組んでいる芸能人の一人です。
今回の記事では、高畑淳子さんが生前整理・終活に取り組むようになった理由、実際に取り組んだ事について解説します。
「生前整理って何のために行うの?」や「具体的にどのような事を行えば良い?」という疑問をお持ちの方に参考になる情報を提供していますので、是非最後までお読みになって下さい。
・プロフィール・略歴
・生前整理・終活を行う理由
・終活・生前整理で行った事
大河ドラマ「篤姫」「真田丸」やサスペンスドラマで活躍されている女優の高畑淳子さんは、1954年生まれの64歳で、彼女には2人の子供がいます。
1人は女優の高畑こと美さん(31)で、もう一人は元・俳優の高畑裕太さん(25)。
高畑裕太さんは、現在遺品整理のお仕事をされています。また、高畑淳子さんも遺品整理という仕事に興味を持っており、「遺品整理人・谷崎藍子 ~死者が遺したメッセージ~」では、主役の谷崎藍子役を演じています。
ここでは、彼女が生前整理・終活に取り組むようになった理由について紹介していきます。
2018年4月18日放送のフジテレビの番組「梅沢冨美男のズバッと聞きます!」に出演した際に、終活に取り組む理由は「用心深い性格」であるためと明かしています。
高畑淳子さんは夫とは既に離婚しており、女手一つで2人の子供を育ててきました。そのため、自分にもしもの事があった時でも子供達が生活できるようにしなければと早くから終活に取り組んでいたそうです。
特に息子の裕太さんは大変手のかかるお子さんだったと語っています。幼少期はアトピーと喘息を患っており、加えて難聴や斜視で病院を行ったり来たり。また、発達障害であると診断されたこともあるとのことです。
実際に、裕太さんが言葉を覚えたのは4歳頃(通常は1歳前後で覚え始める)で、忘れ物も多く、ランドセルを忘れて登校することもしばしばだったようです。
そんな息子を抱えた高畑さんは、とにかく付きっ切りで見守らなければならず、心配症になるのも不思議ではありません。
もしあなたにも子供がいらっしゃるのであれば、彼女のように子供のために早くから終活に取り組むのも良いでしょう。
ドラマ「遺品整理人・谷崎藍子 ~死者が遺したメッセージ~」は、高畑さんが以前より遺品整理という仕事に興味を持っていたため企画されたドラマとのこと。
そのため、高畑さんは、遺品整理の大変さをよくご存じであったと思います。遺品整理では、遺品の処分・片付けだけではなく、銀行口座の手続き、保険の手続き、土地や家の相続手続き、車両の手続き等行うべき作業はとても多いです。
親であれば子供にはなるべく負担をかけたくないと思うもの。だからこそ、高畑さんも早くから終活に着手したのでしょう。
高畑淳子さんが終活・生前整理の一環として行ったとされることには以下の3つがあります。
・エンディングノートを作成
・葬儀の計画
・告白本の作成
2018年7月18日放送のフジテレビの番組「梅沢冨美男のズバッと聞きます!」に出演した際に、自分が亡くった際に子供たちに目を通してほしい「お母さんが死んだら見るノート」について語っています。
同番組では、そのノートの中の葬儀に関する項目について言及。高畑さんは、自分の葬儀に呼んでほしい人の名前や連絡先に加え、葬儀に呼びたくない人の名前も記載しているとのことです。
また、彼女のエンディングノートには銀行口座等の資産の保管場所、契約書等の重要書類の所在、知り合い・親族などの連絡先といった情報も記入済みである事も明かしています。
2017年9月26日放送のNHKの番組「ごごナマ」では、エンディングノートを作成中であることの他に、自身の葬儀の希望についても述べていました。
彼女は同番組にて、「生前葬もいいなと思っている。死んでしまった後に葬儀を行っても会えないから」と話しており、生前葬に興味を示していました。
また、自分の葬式にはマスコミを一切呼ばないとエンディングノートに明記しているとの情報もあります。
一部報道によると、彼女は息子の汚名を晴らすために執筆した告白本を自分の死後公開するのではと囁かれています。
どうやら高畑裕太さんが強姦致傷の容疑で逮捕された事件の際、息子を養護するために、事件に関する告白本を出版する計画があったとのこと。しかし、その本は周囲の反対の声により出版停止になったそうです。
ただし、こちらの話は本人の口から出たものではないので、事実とは異なる可能性があります。
高畑淳子さんが生前整理・終活で行った事は以下の3つ。
・エンディングノートを作成
・葬儀の計画
・告白本の作成
彼女が熱心に終活・生前整理に取り組むのは子供のため。出来るだけ子供には負担をかけず、自分の亡くなった後でもちゃんと暮らせるようにという親の愛情が感じられますね。
あなたも自分ためだけではなく、子供や兄弟等周りの人のためにもこの機会に是非生前整理・終活に取り組んでみて下さい。