遺品整理業者とは、故人の残した遺品の仕分けや回収、処分などを代行してくれる業者の事。整理対象となるお家・お部屋の状況にもよりますが、遺品整理を業者へ依頼するにあたって考えられるメリット・デメリットは以下の通りです。
本記事ではメリット・デメリットそれぞれについて徹底的に解説します!
・業者がすべての作業を請け負うので楽
・仕事が忙しくて時間が空けれなくても大丈夫
・短時間で作業が終わる
・故人の家から離れた所に住んでいても行える
・遺品の供養サービスもある
・不用品の買取・査定も行ってくれる
・特殊清掃も行っている
・不動産や生命保険手続き代行オプションもある
・安い買い物ではない
・他人を家にあげる必要がある
・悪徳業者に注意が必要
社会人になるとまとまった時間を作ること自体が難しくなり、遺品整理はなかなか進まないものです。また、実家から遠くな慣れた場所で生活している人の場合、なおさら遺品整理を行える時間は限られてきます。
時間がとれないだけでなく不用品の分別に関する知識がない、重い家具や家電を運べないといった理由で作業が捗りません。
ぱぐもに
follow結婚してから遺品整理してるけんど、専業主婦がいるのに1年半掛けても未だに終わらな・・・ これ、働いてる人がひとりでやるのは時間も体力も気力も全てキツイよなあって、しみじみ思う。何よりも思い出がこみ上げてくるのが辛そうだよなあ・・・ >RT
遺品整理業者に頼めばその作業を一挙に受け入れてくれるので、その作業時間は圧倒的に短縮されます。
遺品整理の作業時間は、部屋の大きさ、荷物の量によって変わってきます。さらに、遺品の分類方法(注文が細かいほど仕分けに時間がかかります)、特殊清掃やハウスクリーニングの有無、稼働する作業員の数によっても作業時間は変化してきます。
「遺品整理のEXSIA」によると、作業時間の目安は以下のようになります。
ワンルーム、1DK:2~3時間
2DK以上:6~8時間
基本的に遺品整理業者は作業を1日で終わらせるようにするとのことです。なので作業時間は長くても朝9時頃スタートで夜8時頃終了の11時間程度になるようです。
不要であるからといって遺品を捨てるはちょっと抵抗があるという方も多いと思います。しかし、遺品整理業者では、遺品を買取ってリユース品として販売してくれるといったサービスもあり、故人の大切な品を社会に役立ててくれます。
さらに、遺品整理ネクストでは、衣類などをユニセフや海外に提供しているようなので、遺品整理で社会貢献ができます。
また、遺品の合同供養を行っている業者もあります。心情的に安心して処分が行えますね。
特殊清掃とは、孤独死や自死などにより、ある一定期間遺体が放置された事により汚染された部屋の清掃の事を指し、遺体の臭いや体液などの処理はかなり過酷な作業になります。
遺体の臭いだけではなく、感染症の危険もあるので、基本的には専門の清掃業者に依頼するのが無難です。
遺品整理業者がこの特殊清掃作業も請け負ってくれるので、遺品整理に加え特殊清掃作業も一緒におまかせしましょう。
お部屋にある物以外に故人が所有していた車、不動産や保険契約などに付随する手続を、有料オプションとして請け負う遺品整理業者もあります。
故人の車や不動産を相続する際には名義変更手続きを行う必要があり、そのときに必要な書類を集める作業は素人にはちょっと難しいものです。自身が無い方は素直に業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
遺品整理を業者に依頼する場合、部屋のサイズやオプションにも拠りますが、すべてのサービス料金込みで何十万もの料金がかかってしまいます。
遺品整理プログレスを例にとると、基本サービスの料金(遺品の仕分け、処理、合同供養などを含む)は以下のようになっています。
1K:35,000円~
1DK:60,000円~
1LDK:80,000円~
2DK:120,000円~
2LDK:140,000円~
この他に特殊清掃、ハウスクリーニング、リフォーム、各種手続き代行料金がかかってくるので、遺品整理サービスは決して安くはないです。以下にツイッター上での利用者の声も紹介しておきました。