全国統一で、消費者ホットラインの番号188へ電話すると、お住いの地域を管轄している最寄りの消費生活センターへ自動で電話がつながります。2016年から国家資格となった消費生活相談員の資格を持つスタッフをはじめ、相談内容に応じて適切な職員が対応します。
業者へ訪ねておくべきことを教えてもらったり、トラブルの内容によっては弁護士相談を案内されることもあります。
なお、土日祝日など該当地域の消費生活センターが閉じている場合、午前10時から午後4時までの間、消費者ホットラインへ問い合わせると国民生活センター対応します。
対応方法: 電話（番号 188）
通話料: 有、電話会社により異なる
相談料: 無料
受付時間: 基本的に消費生活センター開所中（各地域の消費生活によって異なるが、ほとんどの場合午前9:00頃から午後4:00頃まで、土日祝祭日を除く）
・電話番号188へコールする
・繋がり次第、質問（氏名、住所、電話番号、性別、年齢、職業、トラブル内容など）へ回答して相談
・国民生活センターの公式サイト（http://www.kokusen.go.jp/ncac_index.html）へアクセス
・サイト左側、「全国の消費生活センター等一覧」と記載のある箇所をクリックして、「全国の消費生活センター等」というページへ移動
お住いの地域にある最寄りの消費生活センター窓口の電話番号を把握している場合、そちらへ直接電話をしても全く問題ありません。
ただし、消費生活センターの名を騙って嘘の電話番号を記載しているウェブサイトもあるようですので（個人情報を聞き出す目的）、188へかける方がより安心です。
電話相談が混雑している等の理由で、消費者ホットライン（811）へ電話してもつながらない場合、国民生活センターが提供している平日バックアップ相談で対応してもらうことが出来ます。
電話番号は03-3446-1623、基本的に消費者ホットライン（811）へ問い合わせた際、電話がつながらなかった場合、平日バックアップ相談へかけ直すよう音声案内が流れた場合のみ利用可能です。
対応方法: 電話（番号 03-3446-1623）
通話料: 有、電話会社により異なる
相談料: 無料
受付時間: 午前10時～12時、午後13時～16時
811へかけても繋がらず平日バックアップ相談へかけなおすよう音声案内が流れたら、電話を切り、03-3446-1623へかけなおす
消費生活センターの窓口が昼休みにより利用出来ない（12:00~13:00など、地域によって異なる場合もある）時間帯は、国民生活センターのお昼の消費生活相談を利用することが出来ます。
対応方法: 電話（番号 03-3446-0999）
通話料: 有、電話会社により異なる
相談料: 無料
受付時間: 午前11時～午後13時、平日のみ
・国民生活センターの公式サイトへアクセス
・サイト左側、「お昼の消費生活相談」と記載のある箇所をクリックして、「お昼の消費生活相談窓口」というページへ移動
各都道府県は、消費者安全法により、消費生活センターの設置が義務付けられています。地域によっては名称が県民生活センター、消費者センター、消費者行政センター、消費生活相談窓口であったりします。
お住いの都道府県にある消費生活センターのみを利用出来ます。逆に言えば、例えば、沖縄県在住ではない方は、基本的に沖縄県消費生活センターを利用することは出来ません。
上述の通り、消費生活センターと国民生活センターは協力して消費者が抱えるトラブルを解決するよう取り組んでいます。問い合わせる方法は主に以下の2つです。
・電話による相談（消費者ホットライン）
・窓口を直接訪問
消費者ホットライン（全国統一で番号は188）へ電話をかけると、自動的に最寄りの消費生活センター窓口へ電話が繋がる仕組みとなっています。
詳しい解説については、上述の国民生活センターの項にある「消費者ホットライン（全国統一番号188）」を確認してください。
最寄りの消費生活センターを直接訪問して相談することも出来ます。まずはお電話をかけてから、都合の良い時間を確認するとよいでしょう。
【持っていくもの】
相談時にあると便利なものは、トラブル内容にもよりますが、遺品整理業者との契約書・見積書やお部屋の写真などです。
【開所時間について】
消費生活センター窓口を利用出来る時間帯は地域によって異なるため一概には言えませんが、多くの場合、午前9時～午後4時まで利用可能、お昼休み正午12時～午後1時までは対応不可、となっています。
